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PTSD
英語のPost-Traumatic Stress Disorderの略語で、心的外傷後ストレス障害と訳されています。
トラウマ(心的外傷)となる心に受けた衝撃的な傷が元で、後に生じる様々なストレス障害のことを指し、事故や災害等で受ける急性の外傷と、虐待や暴行等、繰り返し加害されて受ける慢性の外傷が有ります。
阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件、毒入りカレー事件等で、広く病名が知られる様になりました。

(症状)
強い衝撃を受けると、精神機能はショック状態に陥り、その機能の一部を麻痺させる事で回避しようとします。
その為、痛みを感じなくなったり、外傷体験前後の記憶の喪失、感情の麻痺等の症状が見られます。
応急手当をしたり、ストレスに強い方は、自然に回復しますが、精神の一部が麻痺したままでいると、後になってから身体的、心理的に異常信号が発せられ、不安や頭痛、不眠、悪夢等症状を引き起こす場合が有ります。
特に子供の場合、客観視する力が未発達の為、イメージや身体感覚等の主観的な情報と一緒に取り込んで、原因不明の腹痛、頭痛、嘔吐、悪夢が繰り返されます。

(応急手当)
心的外傷は、外傷体験直後に応急手当をする事で、その後の症状を緩和させる事が出来ます。
出来るだけ外傷体験に関する話は避け、その報道映像等も見せない様にします。そして、穏やかな生活を送れる様な配慮が必要です。
特に子供の場合には、細心の注意が必要です。

通常は外傷後1〜6ヶ月の間に症状が生じ、自然と消えて行きますが、もし1ヶ月以上続く様で有れば、専門医に相談してみて下さい。

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感染症
安全な飲料水の不足や下水処理施設等への被害から衛生状態が悪化、避難民の避難場所への密集状況等から感染症発生の恐れが有ります。
又、各被災地の遺体安置所には損傷のひどい遺体が収容されますし、救援活動の遅れから、収容されない遺体も出てきてしまうかも知れません。それらによっての衛生状態の悪化も懸念されます。

きちんと消毒がされるか、ワクチンが確保されるか等不透明ですし、飲料水の確保も個人的に難しい状況での予防は、とても困難です。
体調管理だけはしっかりしておきましょう。

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廃用性症候群
避難所生活の長期化で運動量が減少する事により全身の機能が低下する病気で、生活不活発病とも呼ばれています。
新潟県中越地震で発症者が出ています。

(症状)
体を動かさない事により、筋肉の衰えだけで無く内臓等全身の機能が低下してしまいます。
高齢者に発症する事が多く、症状が進む事でさらに運動量が減少し症状が悪化、歩行不能や寝たきり状態になってしまう事も有ります。
健康な人の場合でも、使わない事での筋肉の萎縮、関節の拘縮は意外と速く進行します。安静による筋力低下は、1週目で20%、2週目で40%、3週目で60%にも及び、この筋力低下を回復させる為の期間は想像以上に長く、1日間の安静によって生じた体力低下には1週間、1週間の安静により生じた体力低下には1か月掛かると言われています。
主に次の様な症状が出ます。
・運動器障害
・循環器障害
・自律神経障害
・精神障害

(予防策)
歩くだけでも構いませんので、とにかく運動をしましょう。

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